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NII情報
ノジック准教授(前NII客員研究員)・山岸准教授・越前教授らの研究グループがフェイクビデオを検出するディープラーニング技術を新たに開発
大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立情報学研究所(NII、所長:喜連川 優、東京都千代田区)の前客員研究員ヴィンセント・ノジック准教授 (パリ東マルヌ・ヴァレ大学、フランス)、コンテンツ科学研究系准教授 山岸 順一(やまぎし・じゅんいち)と情報社会相関研究系教授 越前 功(えちぜん・いさお)、ダリウス・アフカさん(前NII特別共同利用研究員/前国立土木学校大学院生、フランス)らの研究チームは、動画上の顔の改ざんを自動的に行う技術で生成された巧妙なフェイクビデオを自動検出するディープラーニング技術を新たに開発しました。
MesoNet: a Compact Facial Video Forgery Detection Network
https://arxiv.org/abs/1809.00888
本技術は、「DeepFake」や「Face2Face」のようにリアルなフェイクビデオを生成する技術に焦点を当てたものです。評価実験では、「DeepFake」で98%以上、「Face2Face」で95%以上の精度を検出しました。
本研究成果は、12月11日から開催される「2018 IEEE International Workshop on Information Forensics and Security(WIFS 2018)」で発表される予定です。
また、上記研究について、CAPSULEネットワークという技術により、deepfake datasetでの検出精度がさらに向上した技術を発表しました。(2018年10月30日追記)
Capsule-Forensics: Using Capsule Networks to Detect Forged Images and Videos
https://arxiv.org/abs/1810.11215
本研究は、JSPS 科研費JP16H06302、JP18H04120、JP18KT0051の助成を受けたものです。
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