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NII情報
「工学院大学 多用途型日本手話言語データベース(KoSign)」提供開始
国立情報学研究所 情報学研究データリポジトリ(IDR)では、「研究者等提供データセット」として、工学院大学より受け入れた「工学院大学 多用途型日本手話言語データベース(KoSign)」の提供を開始しました。
科研費基盤研究(S)「多用途型日本手話言語データベース構築に関する研究」により,多様な研究分野で利用できる汎用的な手話映像データベースの作成を目的として,プロジェクトで選定した6,000超の手話単語と数対話について,できる限り高精細・高精度のデータを収録したデータセットです。
撮影対象者は手話ネイティブ家系の日本手話母語者2名(男性1名,女性1名)で,撮影は2017年~2019年にかけて東映東京撮影所のモーションキャプチャスタジオにて実施されました。正面と左右に設置した4KまたはフルHDカメラによる手話映像データ(オリジナルのMXF形式とmp4形式)に加え,光学式モーションキャプチャによる3次元動作データ(BVH形式,C3D形式,FBX形式)と,Kinectセンサによる深度データ(Kinect v2のxef形式)も同時に収録しています。
データ提供者によれば、3次元動作データを含む高精細かつ高精度の手話データベースの公開は世界初となります。
当初は第1期提供分として,3,701単語と3対話のデータならびに専用解析ツール(アノテーション支援システム)を提供します。データサイズは計約3.6TBです。(残りの単語や対話データも後日追加される予定です)
データの内容や利用条件,申請方法等の詳細については以下をご覧ください。
IDRでは,「研究者等提供データセット受入要項」に基づき,大学等の研究者が作成したデータセットの受入を行っています。本データセットはこの受入要項に基づき受入・提供を行うものです。データセット受入の詳細に関しては下記をご覧ください。
また、その他提供中のデータセットについては次のウェブサイトをご覧ください。
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