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SINETとNIIの高速転送技術を活用した高速ファイル転送試験、ITER機構とQSTが日仏を複数の100Gbps回線で接続

 核融合発電の国際実験炉ITERを開発・運用するITER機構と日本におけるITERプロジェクト国内実施機関である量子科学技術研究開発機構(QST)は、今年8月中旬から9月上旬にかけ、フランス・マルセイユにあるITERのデータセンターと日本のITER遠隔実験センター(青森県六ケ所村、 IFERC-REC)を複数の100Gbps回線で接続し、高速ファイル転送実験を行いました。
 QSTでは、ITER実験で得られたデータをIFERC-RECに全て転送し、日本の研究者が自在に解析できる環境の構築を目指しており、今回の実験はその実現に向けた実証実験です。NIIは本実験にNIIがもつ高速ファイル転送技術、SINETの国際ネットワーク連携を活用し、協力しました。
 試験の結果、日仏間の長距離転送であっても、100Gbpsの通信帯域をほぼフルに活用して、データを転送できることが確認されました。2034年のITER運用開始時には、さらに高速な転送速度が必要となる可能性があります。今回の実験はその実現に向けた重要な一歩となりました。

この転送実験について、詳しくは下記のサイト(英語のみ)
Fast, Redundant, Resilient: ITER-Japan Proves the Power of AER at 100 Gbps - AER
Fast, redundant, resilient: ITER-Japan proves the power of AER at 100 Gbps - GÉANT
ITER demonstrates fast data transfer to Japan and the US - ITER
をご覧ください。

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