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ニュースリリース

電流励起によるボーズ・アインシュタイン凝縮体の生成に成功-世界初の電流注入型物質波レーザーを実現-

情報・システム研究機構 国立情報学研究所(所長:喜連川 優)の山本喜久教授とその研究チームは、政府の最先端研究開発支援プログラム「量子情報処理プロジェクト」において、半導体マイクロ共振器中の励起子ポラリトンの電流励起によるボーズ・アインシュタイン凝縮の連続生成に成功しました。この研究は米国・スタンフォード大学とドイツ・ウルツブルグ大学の研究チームとの共同研究成果です。位相の揃ったコヒーレントな光を発生するレーザーは、光通信や光計測技術を初め現代社会に欠くことのできない基本技術ですが、今回の実験は位相の揃ったコヒーレントな物質を発生するいわば物質波レーザーの開発と呼ぶべきもので、量子コンピューターや量子シミュレーター、さらには量子計測技術の実現に道を拓くものです。

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