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国立情報学研究所の人工頭脳プロジェクト「ロボットは東大に入れるか」で、代々木ゼミナールの模試に挑戦!

国立情報学研究所(以下、NII)の人工頭脳プロジェクト『ロボットは東大に入れるか』(以下、東ロボ)の数学チームに、株式会社富士通研究所(以下、富士通研究所)は、昨年度から参画し共同研究を行っています。「東ロボ」はNIIの新井紀子教授を中心に2011年にスタートしたもので、2016年までに大学入試センター試験で高得点をマークし、2021年に東京大学入試を突破することを目標としています。本年度は、これまでの研究成果をもとに、学校法人高宮学園 代々木ゼミナール(以下、代ゼミ)の“代ゼミ模試”に挑戦しました。数学チームでは、全国センター模試(数IA、数IIB)と東大入試プレ(文系、理系)に取り組みました。問題テキストの言語処理の一部で人による介入を許しましたが、人工頭脳「東ロボくん」による自動求解の結果、東大模試では、文系4問中2問完答、理系6問中2問完答で、文系理系とも受験者中、偏差値約60でした。富士通研究所は、今後も「東ロボ」(数学)を通して、NIIと共同でヒューマンセントリック・インテリジェントソサエティを実現するために必要な技術の開発を行っていきます。これにより、数理的な分析や最適化技術をはじめ、数学の様々な問題を正確に解くために必要となる計算技術を深化させ、現実世界の問題解決のために求められる高度な数理解析が自動化されることを目指していきます。

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