curriculum

カリキュラム

2020年度受講生

第1段階育成プログラム [38名]

2020年4月~9月

最先端研究に触れ興味を絞り込む

第1段階育成プログラム(4月~9月)では、科学技術振興機構(JST) における戦略研究推進事業である ACT-I/ACT-X (*1)の研究者や、情報オリンピックや各種プログラムコンテスト上位経験者からなる若手研究者(メンター)が、各受講生とグループを作り未来の研究構想について対話・助言・指導を行います。
受講生は、第1段階育成プログラムで研究機関を訪問して広く浅く情報学最先端研究を学ぶ予定でしたが、新型コロナウィルスの影響で研究室訪問が難しくなっています。そのような状況に対応するため、当プログラムでは研究室訪問が開始できるようになるまで、「情報科学の最前線」を学ぶオンライン学習のカリキュラムを行うことにいたしました。

(*1): ACT-I/ACT-X :ACT-Iは、科学技術振興機構(JST)の戦略的創造研究推進事業において、独創的な発想で人類が現在あるいは未来に直面する問題を解決し未来を切り拓こうとするICT分野の若手研究者を見いだして育成し、研究者としての個の確立を支援するプログラム(2016~)。ACT-Xは、同じくJSTの同事業において、我が国が直面する重要な課題の克服に向けて、優れた若手研究者を発掘し育成することを目的とするプログラム(2019~)。

マッチング

受講生の居住地を考慮し、移動の負担が
極力少ない訪問先を決定。
→2020年度は予定を変更してオンライン講習を行いました。

訪問

大学等の研究機関を訪問し最先端の研究に触れる。
→2020年度は予定を変更してオンライン講習を行いました。

研究

研究者のアドバイスを受けながら、自分の研究を行う。
→2020年度はメンターのアドバイスを受けながら、各自の研究を行いました。

発表

ワークショップを開催し、受講生が研究成果を発表しました。

(オンライン)

→2020年度は予定を変更しました。

近隣大学で
広く先端
研究に触れる

2020年度は予定を変更しました。

各地の受講生
と訪問先を
マッチング

→2020年度は予定を変更しました。

メンターリスト

研究室訪問や研究計画の構想について、受講者と対話・助言・指導を行う若手研究者(メンター)は以下の研究者です。

原 祐子准教授(東京工業大学工学院情報通信系):
Iot、組込みシステム
吉田 悠一准教授(国立情報学研究所情報学プリンシプル研究系):
アルゴリズム(理論・実装)
荒瀬 由紀准教授(大阪大学大学院情報科学研究科):
自然言語処理
高前田 伸也准教授(東京大学大学院情報理工学系研究科):
アーキテクチャ
杉山 麿人准教授(国立情報学研究所情報学プリンシプル研究系):
機械学習、人工知能(AI)
松井 勇佑講師(東京大学大学院情報理工学系研究科):
画像処理
石畠 正和研究主任(NTTコミュニケーション科学基礎研究所):
人工知能(AI)、機械学習

岩田 陽一研究員(AtCoder 株式会社):
アルゴリズム(理論・実装)

山口 勇太郎准教授(九州大学大学院システム情報科学研究院):
組合せ最適化・アルゴリズム
塩川 浩昭助教(筑波大学計算科学センター):
コンピューターシステム
平原 秀一助教(国立情報学研究所情報学プリンシプル研究系):
計算理論・アルゴリズム
鳴海 紘也助教(東京大学大学院情報学環):
ヒューマンインタラクション
片岡 裕雄研究員(産業技術総合研究所コンピュータビジョン研究グループ):
コンピュータビジョン
河瀬 康志特任准教授 (大学大学院情報理工学系研究科):
離散最適化・アルゴリズム的ゲーム理論
村田 真悟専任講師(慶應義塾大学理工学部):
認知ロボティクス
米谷 竜プリンシパルインベスティゲータ(オムロンサイニックエックス株式会社):
コンピュータビジョン・機械学習

オンライン講習

オンライン講習では、情報科学の最前線を学んでいただくために、過去10年間、情報科学分野で研究を先導してきたトップ研究者が、それぞれの研究分野の歴史、背景と最先端研究について講演いたします。またメンターを中心とした若手研究者に、さらに専門的なトピックについて講演いたします。

  1. グラフ理論、グラフアルゴリズム、計算理論
    河原林健一(国立情報学研究所教授)、平原秀一(国立情報学研究所助教)

  2. 組合せ最適化
    岩田覚(東大教授)、山口勇太郎(九大准教授)

  3. 最適化一般
    武田朗子(東大教授)、吉田悠一(国立情報学研究所准教授)

  4. データ構造と実装
    定兼邦彦(東大教授)、岩田陽一(At Corder)

  5. 離散アルゴリズム
    湊真一(京大教授)、石畠正和(NTT研究主任)

  6. プログラム言語と論理
    蓮尾一郎(国立情報学研究所准教授)、室屋晃子(京大RIMS助教)

  7. 機械学習(基礎)
    杉山将(東大教授)

  8. 機械学習(応用)
    鹿島久嗣(京大教授)、杉山麿人(国立情報学研究所准教授)

  9. 自然言語処理
    宮尾祐介(東大教授)、荒瀬由紀(阪大准教授)

  10. 画像処理
    原田達也(東大教授)、松井勇佑(東大講師)

  11. ロボット
    尾形哲也(早稲田大教授)、村田真悟(慶應大講師)

  12. IoT
    川原圭博(東大教授)、原祐子(東工大准教授)

  13. アーキテクチャー
    天野英晴(慶應大教授)、高前田伸也(東大准教授)

  14. データベース
    鬼塚真(阪大教授)、塩川浩昭(筑波大准教授)

  15. グラフィックス
    五十嵐健夫(東大教授)、五十嵐悠紀(明治大准教授)

  16. ヒューマンインタラクション
    鳴海紘也(東大助教)

  17. パターン認識
    内田誠一 (九大教授)、佐藤真一(国立情報学研究所教授)

第2段階育成プログラム [34名]

2020年10月~2021年3月

トップ研究者との共同研究を行う

コロナ禍により第2段階に計画していた情報学研究者の研究室における共同研究ができない状態が続いているため34名の受講生が第2段階育成プログラムに進みました。
各受講生は、第1段階に引き続きメンターの指導を受けて共同研究を行います。コミュニケーションを円滑に行うために、国立情報学研究所のSINET(*2)による遠隔地のサポートを提供する予定です。
2021年3月には第2段階育成プログラムの最終段階としてワークショップを開催し、各受講生による成果発表を行います。また、情報処理学会全国大会等における特別セッションで受講生により成果発表を行います。

(*2) SINET: 全国910以上の大学、研究機関等の学術情報基盤として、国立情報学研究所が構築、運用している情報通信ネットワーク。

第1段階育成プログラム終了

運営委員会で受講生を
最終決定・承認

メンターの
評価を踏まえ
受講者を選考

第2次
選抜

34名を選抜

受講生の研究テーマに応じ、メンター研究者の指導のもと共同で研究を進める。

選抜されなかった場合双方の希望により、受講生とメンターによる共同研究を行う

第2段階育成プログラム→最後にワークショップを開催

受講生らが成果発表
(情報処理学会全国大会での発表も視野に入れる)

NEXT STEP

さらに次のステップへ [数名]

第2段階プログラム修了生のうち数名の受講生に関しては、
育成プログラムの第3段階として、民間資金の活用により海外の著名研究機関に短期間派遣し、
世界の最高峰の研究者との共同研究の機会を提供する予定です。