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Interview
情報系の人材育成における課題と展望
「情報科学の達人プログラム」スタートに際して考える
情報学は現代社会の基盤であり、その研究成果を応用したビジネスが世界経済の成長を牽引している。日本が存在感を示すためには、次世代を担う若手研究者の活躍が欠かせない。情報分野で世界をリードする若い才能をどのように見いだし、育て上げるのか。NECフェローの江村克己 情報処理学会会長、坂本修一 内閣府総括参事官、NIIの喜連川優所長が産官学それぞれの視点から人材育成の課題と展望について語り合った。
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Interview
高校生らが世界トップクラスの研究を体感
官民協働で才能を早期に発掘し伸ばす
情報科学の世界で活躍できる若い才能を見つけて育てる「情報科学の達人プログラム」が本格的に始動する。数学やアルゴリズムに関心がありプログラミングに長けた中高生や高専生に、世界トップレベルの研究に触れ若手研究者と共同研究をする機会を提供する。プログラムの企画・運営の責任者であるNIIの河原林健一副所長と、才能発掘に協力する筧捷彦 情報オリンピック日本委員会理事長に背景にある問題意識などを話してもらった。
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Interview
トップ人材を育て、裾野も広げる
情報分野でも活躍が期待される高等専門学校の挑戦
実践的な技術者として評価の高い人材を多く生み出していることで知られる高等専門学校(高専)は、情報の分野でも人材の宝庫であり、「情報科学の達人プログラム」では、中高生だけでなく、高専生もプログラムの対象としている。高専では、早くからすべての学生を対象にした情報リテラシー教育に取り組み、一方で、情報系のトップ人材の育成もめざしており、高専側は本プログラムへの参加を積極的に促していくという。同時に、課題もある。国立高等専門学校機構の本江哲行 教育総括参事と、情報を専門とする野口健太郎 教育参事に聞いた。
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Essay
達人をめざす中高生へ
語れる研究をしよう
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