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Interview
オープンサイエンスの新拠点がスタート
研究データの管理・共有のハブとしての役割を担う柏分館
日々、膨大な研究データが生まれ蓄積されている。眠れるデータを活用すれば、新しい知見を導き出せる。人工知能(AI)と組み合わせれば、新たな発見ができる。こうした研究の拠点となるべく、2021年3月に国立情報学研究所柏分館が発足した。データ活用社会の推進を担う新拠点の意義について、柏分館の発足に尽力した国立情報学研究所(NII)の合田憲人教授に聞いた。
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Interview
mdxがめざすもの
東京大学とNII柏分館の連携相乗効果に期待
東京大学(東大)柏Ⅱキャンパスの新拠点で、東大など9大学とNIIなど2研究所が共同運営する「データ活用社会創成プラットフォーム(mdx)」が始動した。研究データの利活用に狙いを定めたmdxの特徴や可能性について、プロジェクトを率いる田浦健次朗 東大情報基盤センター長に聞いた。
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Article
新たな知の基盤を築く
科学技術の進展を担うインフラの構築
柏分館が提供するサービスは全国を対象にしており、各大学や研究所との連携や協力が必須となる。また研究の発展を促すべく、ユーザ同士を結び付ける役割も担っていく。これまでばらばらだったデータ活用のあり方をまとめて最適化し、科学の進展に貢献する。この大きな課題に挑む3人のキーパーソンに、現状と展望を語ってもらった。
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Interview
地球観測データプラットフォーム「DIAS」
社会課題の解決に資する研究を柏分館から
柏分館の重要な目的の1つに、東京大学(東大)との連携研究の強化がある。そのなかで、昨今の気候変動に対する注目度の高まりから、急速にその重要性が認知されつつある国家プロジェクト「DIAS(Data Integration & Analysis System)」について紹介する。システム面からリードする東大地球観測データ統融合連携研究機構 生駒栄司特任准教授と、オープンサイエンスの観点から研究の高度化を図る国立情報学研究所(NII)の北本朝展教授に話を聞いた。
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Essay
暗闇の中での対話
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